こんにちは。ゆずです。
前回は、水彩画を始めるために必要な道具をご紹介しました。
そこで今回は、その道具を使って実際に水彩画を描いてみたいと思います。
テーマはこちら。
初めて描いた水彩画を、
本のしおりにしてみよう!
初めての方にも楽しめる内容になっておりますので、よろしければ一緒に描いてみてください。
水彩画を描く
実際に描いてみるとわかることなのですが、初めから上手に描くことってなかなか難しいですよね。
絵具は水の上で予測不能な動きをします。
なのでまずは、透明水彩に慣れることから始めましょう。
幸いにも、水彩画はなんとなく描いても結構それっぽくなる!
そんな水彩画の良い点を活かして、水と絵具の動き方を体感しながら、作品を仕上げていきましょう。
道具を用意する
まずは道具を一式用意します。
即席手書きで、見づらくてすみません(;^_^A
マスキングテープの7.5mm幅と5mm幅はなくても大丈夫ですが、何かと使うのであると便利ですよ~。
追記:キッチンペーパーとハサミも必要です!
今回使った絵具の色見本はこちらです。
ホルベイン18色セットに含まれている色をベースに、個人的に欲しい色を足しました。
(黄色は自前の絵具に18色セットと同じものが無く、あるもので代用しています。ごめんなさい・・・)
足したのは、ホルベインの「W013オペラ」「W077リーフグリーン」「W038パーマネントイエローオレンジ」です。
絵具は全く同じものでなくても大丈夫です。
お手元にあるものを好きなように使っていただいて構いません。
それでは、作業工程に進みましょう。
マスキングテープを貼る
まず、水彩用紙にマスキングを施します。
①紙の周囲は7.5mm幅のテープ(赤テープ)を貼ります。
7.5mm幅がなければ、通常のサイズ15mm幅のものでテープ幅の半分が紙を覆うくらいを目安に貼ってください。
その場合は直接画板などに(無い方は直接机に笑)貼り付けましょう。
②次に、15mm幅のテープで4等分にします。
紙の3箇所に15mm幅のテープ(画像では白いテープ)を貼り、窓を4つ作ります。
③4等分にできたら、水彩用紙を画板などに貼り付けましょう。
※①の工程で既に貼り付けている場合は飛ばします。
水彩用紙は水を含むと、曲がったり歪んだりします。
平らなところにピッタリ貼り付けることで、紙の歪みを防止することができるのです。
※正式なやり方は「水張り」と言います。
最後に、変化が出るように細いマスキングテープを使って模様を作ってみました。
細いテープ(5mm幅以下)をお持ちの方は、ぜひお試しください。
こんな感じです。
どんな風になるか楽しみですね♪
実際に絵具を塗る
いよいよ絵具を塗る工程に入ります。
まずは一番左の枠から塗っていきましょう。
①平筆を使って、左の枠内全体に水を塗っていきます。
この時、まだ絵具は付けないでください。
平筆に水を含ませたら、必ず容器の淵で余分な量を落とします。
画面全体に塗り残しがないように、均等に広げて下さい。
こんな感じに仕上がりました。
乾くまで待つ
マスキングテープを剥がす
それぞれ切り離す
完成!
お疲れさまでした。
これでしおりの完成です✨
これぞ透明水彩。
雰囲気のある作品になりましたね!
いかがでしたでしょうか。
まとめ
水彩画はなんとなく描いてもそれっぽくなるよ。
なのでまずは、楽しく描くことが一番!
技術はそのあとで良いのです(^^)